未晒し蜜ロウワックス
床板は無垢の杉板フローリングです。
傷や汚れも味のウチと思ってはいるものの、台所や洗面なんかは、水やら食べ物やら色んなもので染みだらけにあっと言う間になってしまいそう。
とりあえず入居前だけでもワックスを掛けておくか。
3日間(計7時間)に渡って、家族総出でワックス塗りを楽しみました。
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杉板の床の上を素足で歩いて、座って、寝ころんで。
せっかくだから、無垢の地合いを損なわないワックスがいいですねぇ。
ドイツ製のなんかがとても有名らしいけど、ホームページを読んだらなにやら種類がいっぱいありすぎてよくわからないッス。
杉材で素足でお勧めってのは、いったいどれなのさ??(^▽^;)
あちこちネットで巡ってみて、どうやら簡単でシンプルだったのが、
「未晒し蜜ロウワックス」
ミツバチの巣を煮溶かして濾過だけした蜜ロウと、荏胡麻油をミックスしただけのワックスらしいです。
使い方の説明は簡単。
スポンジでうすーく塗る。
布で拭き取る。
半日から1日乾燥
1回塗りでOK
んじゃ実際にやってみましょう。
1リットル Cタイプです。
対象物によって、固さの違うタイプが用意されています。
見た目は結晶しかけた蜂蜜のよう。
固さは マーガリンというか、ハンドクリームっていうか。
用意するスポンジは、カーショップで売っているコレ。
ワックスの伸びはコレが一番です。(布、タオル、指、どれも伸びがイマイチでした)
この写真だとスポンジに取ったワックスがちょっと多すぎ。
少なめのワックスを、スポンジにとり、伸ばしていく方が効率がいいようです。
スプーンやバターナイフで都度 缶からスポンジに取ってもいいですが、写真のように缶のフタに取った固まりから、スポンジのヘリで少しずつワックスを取っていくのも分量の調節がラクチンです。
うすーくうすーく塗り伸ばしていく。
スポンジでしっかり刷り込むようにしていくと、スポンジに染みたワックスがドンドン伸びていきます。
でも、塗っている本人はワックスが伸びているかどうかよく見えません。
するとつい多めにワックスをとってしまいます。
そこで、二人ペアになって一人が塗る人、もう一人が塗れたかどうかをチェックしてあげます。
写真はちょっと大げさですけど、こうやって斜めからテカり具合をみると、どこが塗ってあってどこが塗られていないのかがとても良くわかります。
そして、意外なほど少ない量でズーと伸ばすことができることにビックリします。
最後は、布(タオルよりもサラシの方が拭きやすい)で拭き上げます。
多すぎたワックスは、ここできれいに拭き取っちゃいましょう。
のべ床面積 90㎡(土間を含む) 1リットル缶 9割ほどを使いました。
乾くまで半日から1日。
薄く上手に塗れた場所は、半日で乾きました。
そして、乾くと色がほんの少し濃くなります。
思いっ切り薄く塗った場所も、こぼした水は染みこまずコロコロの水玉になります。
濃く塗り過ぎちゃったなぁって場所は、触ってみるとなんとなくまだ油っぽい。布でさらにゴシゴシしておきました。
やはり思いっ切り薄く塗るのが良いようです。
そうそう、コレってワックスとしての機能には関係ないのだけど、ワックスだらけになった手が、なんだかすべすべしっとりになっているんだよねぇ。
見た目や感触だけじゃなくって、効果もハンドクリーム並なのかな(笑
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コメント
初めまして。
ワックスを調べていてこちらに辿り着きました。
蜜ロウワックス興味深いです。
今後の経過もレポート確認させて下さい。
更に更に・・・じつはどうも同じ街に住んでいらっしゃるようです。
びっくりです!
投稿: そぎゃ | 2007年12月21日 (金) 12時51分
そぎゃさん
そぎゃさんのお家も無垢板床なのですね。
未晒し蜜蝋ワックス、水分は弾きます(短時間)が、足跡などの汚れを防ぐことはあまりできません。
まぁ、元々汚れを完璧に防ぐことは期待していませんでしたが...。(そんなワックスだと素足じゃ気持ちよくなさそうでしょ)
さて、こちらのblogは分室なんです。
是非、本家も覗いてみてください。
同じ街に住んでいるだけじゃなく、もっと同じでビックリするかもしれません。(笑
http://fore.cocolog-nifty.com/
投稿: ふぉあぁ | 2007年12月21日 (金) 13時17分