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2006年8月30日 (水)

銀行巡り

さぁ、ローンを組まなきゃいけません。
建築家と家を建てるのに「ローンを組む」のが最大の難関だとよく言われています。
この噂は半分ホントで、半分そこまで心配いらないってところでしょうか。




この記事では、銀行名をある程度判るように記述しています。
どのケースも、ふぉあぁの個人的な体験であり、個々の銀行の対応を正確に表している訳ではありませんので、お読みになる際にはご注意ください。

多くの銀行では、建て売り住宅、マンションの青田売り、建築条件付き住宅(いわゆる注文住宅)といった、おいしい仕事をメインに取り扱っています。
言葉は悪いですが、銀行は建築業者に手間とリスクを押しつけて儲けているんですね。
となると、建築家との家造りではそこいらのしわ寄せがすべて建て主に寄ってきます。 (^_^;

のっけから剣呑な言葉使いから入りましたが、ほんとシステムに乗らないことをお願いすると、お話にならない銀行があるんですよ。

ネット専業銀行
まぁ手間省いて金利安くしましたって感じがミエミエで、かえってすがすがしいです。
融資条件に「提携業者を通じて申し込み」であるとと明記されていますもん。
大手マンション業者、大手住宅メーカー、大手住宅販売会社の物件じゃなきゃダメなんですねぇ。
情報収集の段階で、落選!


さて、ふぉあぁ家では金融機関3つに脚を運んで聞いてみました。

J信用金庫
最寄りにあるので一番先に話を聞きに行きました。
住宅ローンの商品開発で熱心なことで有名なところです。

土地の購入と同時に「建築請負契約書」が欲しいそうですが、工事業者はこれから設計後に決定すると事情を話すと見積もりでもいいですとのこと。
概ね12ヶ月以内の竣工を目指して欲しいとのこと。
融資限度は土地+住宅本体の最大8割。
給与振り込みで3ポイント、公共料金引き落として2ポイント、ネットバンキングカードを作って...とポイントを加算していくと、金利優遇が受けられる仕組み。最大金利優遇ポイントまで容易に到達できるようになっています。
35年固定金利とか、商品も魅力的です。

もしアナタの物件が営業エリア内なら、一度相談してみましょう。 


Y銀行
土地を購入したJ建設さんからは、「近隣では一番有利な融資条件です」と推薦を貰っていたので、居住地の支店ではなく、隣町の住宅ローンセンターまでわざわざ脚を運んだんですが...。

まず、土地の購入と同時に「建築請負契約書」が絶対に必要です。
次に、土地の契約後「9ヶ月以内に」竣工することが絶対の条件です。

融通効きませんか?と尋ねて見ましたが、「絶対です」と即答頂きました。
事実上、建て売り、条件付き住宅以外の融資はお断りです。 
30分以上かけて移動して、わずか3分の交渉でした。
(担当者がハズレだったのかなぁ??)


C信託銀行
資産家じゃないワタシには、「信託銀行」ってなぁに?って感じナンですが...。

土地の購入と同時に「建築請負契約書」が欲しいそうですが、工事業者はこれから設計後に決定すると事情を話すととりあえず見積もりでもいいですとのこと。
概ね12ヶ月以内の竣工を目指して欲しい。まぁ設計がこれからだと時間は掛かるでしょうねぇと理解を示してくれます。

あら、J信金さんと同じことおっしゃいますね。
二つ候補が出てくれば、建築家とのおうち作りの住宅ローン、巷で言われているほどに心配しなくても大丈夫そうですね。

(つづく)

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