京都・大阪くいだおれツアー(その2)
宿坊の朝は早い!
5:20に館内に起床の放送が流れ、5:45にはロビーに集合です。
6:00から朝のお勤め 勤行(ごんぎょう)に参加します。
参加すると言ってもワタシらがお経を唱えるワケではなく、僧侶の声明をおとなしく聞くのです。
お勤めですが正座が無理なら足を崩してもOK、いすも準備されています。
この声明すごいです。
総勢50名ほどの僧侶が歌うように唱える真言密教の経文は、金堂の高い天井に響き渡ります。
所々で転調し、ソロが入りとまるで空から音楽が降りてくるようなのです。
そして1/f の揺らぎに身を任せていると、あまりの心地よさにゆっくりと眠くなる....(笑
子どもらは飽きたり寝たりすることなく50分ほどで勤行は終了
お勤めしていた金堂を一歩出た修行僧はダッシュですぐ横の明王堂へ移動していきます。
我々も急いで移動します。
不動明王護摩祈願
こちらは先ほどの荘厳な声明から一転、勇壮なご祈祷です。
護摩の炎が天井まで立ち上るなか、和太鼓が鳴り響き、大きな大きなかけ声のような祈祷が飛び交う。
ここでも圧巻の体験です。
護摩祈祷は20分ほどで終了
修行僧がダッシュでどこかへ消えていきます。
袖から、経文やハンカチをばらまきながら走り去った修行尼も若干一名いましたが....(笑
このあと僧侶の案内で庭園へ向かいます。
お茶と甘いせんべいをいただきながら、僧侶の説明を聞きながらゆったりと庭をめでます。
「庭は部屋の奥からみると、ちょうど柱と梁が額縁のように景色を切り取って一幅の絵のように見えるのですよ」と言われて、下がって写真を撮ってみました。上手く切り取れましたかね?
続いて、国宝の長谷川等伯の大書院障壁画を鑑賞します。
これには、仕掛けがあって普段の拝観ではみることができない体験をさせてもらえます。
(種明かしはあえてしません)
お勤めと、拝観を終わると朝ご飯です。(7:30ぐらい)
朝ご飯は、精進料理ってワケではなく、だし巻き卵と納豆と湯豆腐です。
湯豆腐できゅっと一杯って... さすがに自粛www
宿坊体験 かなりおもしろかったです。 ← 信心足りない感想です。 (^^ゞ
早起きできるなら、宿坊はおすすめですよ。
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各寺社の見学時間はだいたいが9時スタートです。
朝食を取ってチェックアウトしたのが8:30過ぎでしたので、バリバリ回りますよ。
まずは東山の知恩院から金閣寺へと京都市内を東から西へと
京都市内はバス便がすげー発達しています。
んが、市内中心部は渋滞もすごい。
そんなところは地下鉄と併せて移動するといいみたいです。
ただし、地下鉄は南北、東西の2本だけ
京都観光一日乗車券(地下鉄・バス共通1200円)と市バス専用一日乗車券(500円)
バスのパス+地下鉄フツーに乗ったのとどっちが得になるのかは微妙かも...。
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金閣寺では、ふぉあぁ家ではある夏休み企画を準備してました。
「つ♂」(小6)に金閣寺の案内をしてもらおう
このツアーが決まってから、「つ♂」にどこ行きたい?と聞いて「金閣寺」とのことだったので、金閣寺を調べてみんなに説明してくれってお願いしておいたのです。
まぁ夏休みの自由学習の一環ですね。
金閣寺新聞を作ろう
用紙はB4 2枚程度(B4の表裏分)
金閣寺について現地で パパ、ママ、「た♂」「み♀」に説明ができるようにすること
期待以上に真面目に調べていて、B4 2枚+αぐらいになっていました。
そして、金閣寺を調べていたら銀閣寺にも詳しくなったらしく、前日の銀閣寺でも色々説明してくれたのでした。
ってことで、この旅行での作文は書かなくていいよ 「つ♂」 (^_^)v
金閣(鹿苑寺)
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豆乳ソフト
錦市場、新京極をうろちょろして、回転寿司でバッテラ、えびの箱寿司、はもなんぞを腹一杯に...。
今夜の宿は、大阪です。
(つづく)
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