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2010年8月 1日 (日)

うみの上を走ってみよう (その1)

「つ♂」(小5)との二人旅二日目

さて、どこにいきましょう? (^^ゞ

行った先が気に入ればもう一日とか、となり街におもしろそうなところがあればいってみようかとか。
ワタシのお出かけパターンは大体がこんな感じで、ざっくりとしか予定を決めていないのです。
今回も広島に移動して、瀬戸内海うみの上を走ってみよう、2泊から4泊ぐらいってね。
おかげで、いつも家族には「予定がわからん」とか「気まぐれにつきあうと疲れる」とか評判がよくないのですが...。

昨夜、夕食ついでに購入した倉敷広島西瀬戸内ガイドブックで、本日の行き先はここに決定!

安芸灘とびしま海道

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今回の旅の主目的は「しまなみ海道」を走る。
しまなみ海道のガイドブックは、旅にでる前々日に購入したから準備万端です。(← どこがじゃ 笑)
呉(川尻)から今治までは船でいけると書いてある。
んじゃ、呉あたりで戦艦大和とか、潜水艦とか見学してと...

が、「つ♂」はもう戦争に関係するものには食傷気味らしい。
しまなみ海道についてネットで検索していると時々引っかかる 「とびしま海道」。
呉のあたりから、いくつかの島が橋で繫がっているらしい、んでその先からも船で四国今治 しまなみ海道の起点までいけるらしい。 
広島で追加購入したガイドブックには、ちゃんと地図も載ってる。

じゃ、とびしま海道走っちゃお! と前夜にあっさり予定は変更です。(^_^)v

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とりあえず広駅(呉市)までは、電車で移動です。

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こりゃ、気持ちがいいや!!

うみの上を走って、瀬戸内の島々を眺める。

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海岸を走る。

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船は漁船ではなく農船、蜜柑の収穫に使う船らしい。

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わざわざゆっくり走りたくなるほど気持ちのいいサイクリングなのだが、苦労もないわけじゃない。

その1
コンビニありません、いや自販機もめったにありません。(海道沿いと集落が若干ずれているせいもあります。)
写真のとおりサイコ~なお天気です。
海風が涼しく灼熱地獄ではないのですがそれでも暑い。
補給物資は、しっかり持参がおすすめです。

その2
瀬戸内海は海運の要所、大きな船も頻繁に通ります。
島と島の間の海も船の通り道

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橋を渡るには、結構登る(笑
海岸線からは50mほどの標高差なのですが、意外ときつい登り坂になっている箇所もあります。
登った先、橋の上は天国なんですが...。

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下蒲刈島→上蒲刈島→豊島→大崎下島

大崎下島 御手洗から今治に船が出ます。
つまり本日の目的地。

この御手洗は、瀬戸内海運の要衝だったとのことで、古い町並みが残っています。
ちょっと観光してみましょう。

と、そのまえにお昼ご飯

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(左) 煮魚御前(\1800) (右) 刺身御前 (\1800)

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冷や奴

みたらい脇坂屋

メニューに豆腐御前なるものもあり、やけに豆腐をお勧めしているなぁと思い頼んでみた冷や奴。
煮魚の横に鎮座しているのが、煮豆腐。

こりゃうまい

固豆腐です。
その昔、立ち寄る船の船頭に縄で縛った豆腐を手土産に渡していたのだとか。
お魚がおいしいのは期待通りそのままでしたが、この豆腐にはびっくり感動しちゃった。

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大長檸檬酒(おおちょうれもんしゅ)
原材料には、檸檬、麹とだけありますので、レモン果汁を発酵させたお酒のようです。

このあとは町中を歩いて最後は船に乗っちゃうんだからと飲んでみました。

リキュールの檸檬酒(ニンモンチュウ)とは全然違う
檸檬の優しさが味わえるお酒です。
今日が最終日だったら確実にお土産に買ってたな(笑

でかい檸檬は、2年もの
板さんのご厚意でちょっと切って食べさせてもらいました。
酸っぱ~いって味ではなく、でも檸檬ですから甘いわけでもなく...
とても優しい味でした。

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大崎下島 御手洗(みたらい)の町を歩いてみます。

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自転車を置いてサンダルに履き替え、観光案内所でもらった地図片手に歩き回ります。
町自体は小さく、ぐるぐるとほど2周ほどしてしまいましたが2時間はかからないです。

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乙女座跡と江戸みなとまち展示館は、裏でつながっています。
入場料は両館共通で300円

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江戸、明治、大正、昭和  今でも生きているみなとまちの情景です。

観光でのただの見物客なのに時計屋のおじさんは色々な話を聞かせてくれたり、無料駐車場の管理のおじさんは熱心に町の歴史や見所を解説してくれたり、町全体がとても優しい気持ちにあふれています。

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御手洗港で船を待つ

瀬戸内の島々を結ぶ船の港は、こんな感じの浮き桟橋がぽつりと浮かんでいるだけ。
まさに住人の足 バスの停留所感覚ですね。
で、我々が待っていると桟橋の付け根で大声で「二人っ! 自転車です。!」って携帯で話しているおじさんがいる。
お客さんがいなきゃ船は港に寄らずに通過しちゃうのね。 船に乗るときには、余裕をもって港で待ってましょう。(^O^)v

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船のデッキに自転車くくりつけて出港~

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船はぐんぐん加速して、ボンボン跳ねながら海原を快調に飛ばします。
せと観光ボート その名の通りたのしいボートぢゃ(笑

当然、くくりくけられた自転車には しぶきがかかりまっせ。
船から下りるとき、おじさんがぞうきんで簡単丁寧にぬぐってくれますが、神経質な人や高級自転車な人にはお勧めできないかも (^^ゞ

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でも眺めは最高です。

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今治で投宿、 今夜は焼き鳥です。

(つづく)

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Data:
08:00 広島駅 
 電車
09:30 広駅
10:00 安芸灘大橋
12:30 大崎下島 御手洗
16:26 
 船
17:00 今治港

Av.  16.6km/h
Dst. 39.3km
Tm. 2:21

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