東海道下る(その5)
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ロードに乗るのはいつ以来なんだろう?
もしかしたら、もてぎエンデューロ以来 2ヶ月は乗ってないかも...(^_^;
って状態の沼津駅での輪行組み立て時に、こいつに気がつきました。
FD壊れてます。
バネの支えが欠けて、Low側へ変速ができません。
これって、1年ちょっと前に同じ部分が欠けて、FD交換してるんだけどなぁ...。
んんとうぅ、これから箱根に登るんですけど。
腕組みして考えましたが、手でチェーンリングに掛け替えればLowに設定できることが判りました。
箱根にのぼり始めちゃえば、FDはLowに固定ですから、これで大丈夫じゃん。
とりあえずMidギヤに引っかけてスタートです。
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三島大社
せっかくだからお参りをとも思ったのですが、参拝者で大賑わいすぎて入り口で記念撮影だけですましてしました。
そして、三島大社を過ぎると、いよいよ箱根越えの始まりです。
箱根の京側は、江戸側とは異なり旧道が新道と別になって残っているワケではありません。
現在の道路は、旧街道を拡張したり旧道を縫いように付け替えたりして登って行きます。
旧街道は新道のすぐ横とかにホントに旧街道のまま残っている部分がいくつかあり、そこはとてもロードでは走行ってよりも担ぐって状態になっちゃうので、現在の道路をひーこらと登って行きました。
並木や一里塚などは、登りの入り口にあるこいつら↑を見たぐらいですね。(^_^;
で、「た♂」(中1)の方が、登りは夏休みのその3,4の時よりもぜんぜん速くなってます。
ワタシのペースで一緒に走ったんじゃつらそうだから、途中2カ所ほど休憩ポイントを決めて、「た♂」には先に行ってもらうことにしました。
箱根峠
やっぱり山の上は寒いっ!
休んでいると体が冷えちゃうからとっとと先に行きましょう。
箱根駅伝の影響で、峠からすでに芦ノ湖まで大渋滞で、歩いている人の方が速いぐらいです。
往路ゴールを待つ芦ノ湖周辺は駅伝気分満開、どこもかしこもびっしりの人ひとひとです。
あまりの人出に、関所も杉並木の見学もパスして先を急ぎます。
なんだか、今回は旧街道の見学ポイントを片っ端からパスしている気がしますが...。
で、先を急いだのは、ココに合流しようと企んでいたから。
国道1号線最高点を通過する選手たちに熱い声援を送ります。
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まぁ山の上の寒いこと寒いこと
登りでかいた汗が冷えると風邪引いちゃうヨ。
ココでしばらく応援することはあらかじめ決めていたので、バックには換えのアンダーウエアとフリースジャケットを詰め込んできました。
「た♂」の分と二人分をバックに詰め込んだら、なんか2-3泊でもしそうなサイズの荷物になりましたよ。(^_^;
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旧街道をたどる企画ですから、そのまま1号線を下らずに、少し芦ノ湖の方向に戻ってお玉が池方向へ
旧街道、一見走れそうなぐらいきれいに整備されていますが、入り込んじゃうとあちこちに階段があるんですよねぇ。
甘酒茶屋は茅葺きのちょっとかっこいい建物へと改修されていました。
旧道は渋滞もなく快調快調
ただし、凍結が怖いので見通しが良い場所でも30km/hは越えられません。
んで、ブレーキを握る指先が千切れそうに冷たいっ!
湯本まで降りてきたら、明らかに気温が違いましたね。
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小田原からは、「た♂」もワタシもよく知った道になります。
大磯あたりには、松並木が残り
平塚の高麗山は広重の浮世絵のまま
そして、この頃には「た♂」が速くはないワタシの巡航(25-7km/h)にもついてこられなくなりました。
箱根の山登りと低い気温は、体力をしっかり奪い取ってしまっていたのですね。
「昔は大きな川には、わざと橋を架けなかったんだよ。
相模川も ここ馬入の渡しとか、家の近くには戸田の渡しとかあるでしょ。
なぜだか判る?」
そんな会話を最後に、今回の「東海道下る」はおしまいです。
次はいよいよ、お江戸日本橋 ですね。
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Data:
Av. 14.7km/h
Dst. 79.4km
Tm. 5:23
沼津駅
三島大社
箱根峠
国道1号最高点
甘酒茶屋
平塚
馬入橋
門沢橋
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