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2006年12月12日 (火)

やっぱりまずそうな「自転車対策検討懇談会」による「提言」

どうやらやっぱりこの話、歩行者、子ども、年寄り、そして自転車にとってうれしくない話のようです。
新聞やTVの報道が恣意的に誘導されているらしきこと、そして鎧の下に隠された思惑がありそうなこと。

自転車な人、いや、普段は自転車乗りでない人にこそ、ちょっと興味を持ってもらいたい話です。



自転車乗りのみなさんは、自転車ツーキニスト疋田智氏のメルマガを読んでいる方が多いと思うのですが、おなじような感想を持たれているではないでしょうか。

まだ読まれていない方は、まず一読してみていただけませんか。
http://www.melma.com/backnumber_16703/
こちらがこのシリーズの記事の頭
記事の最後に「次の記事」 へのリンクがあります。
全部読むにはちょっと長いですけど、読むと「なにかがおかしい」と思ってもらえると信じています。

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昨年、「た♂」(当時小3)が自転車でクルマと衝突したのが、まさに歩道を走行していたときだったのです。

嫁さん(←自転車乗りではない)と子どもらが、「車道はクルマがちょっと多いから」と歩道を一緒に走っていた時に、駐車場から出てくるクルマに、先頭を走っていた「た♂」が突っ込んだのです。

クルマにしてみれば、歩行者とは明らかに速度が違う自転車が歩道を走ってくるのは非常に発見しにくいものです。ゆっくり漕いでいるつもりのママチャリであっても、歩行者のほぼ3倍という速度なのですから、突然飛び出してきたのと同じです。
クルマからみれば予想外の出来事になっちゃうんです。

このとき、「た♂」が擦り傷打ち身程度の軽い怪我をしたのですが、クルマにしてみればいい迷惑だったとワタシは思ったのでした。
そして、子どもと嫁さんに「歩道を走っているからクルマから見えづらい。危ないではないか」とワタシは怒った!!
自分の身を守るために、自転は車道の左側をしっかり真っ直ぐと走るのがいいのです。

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いま自転車と歩行者の接触事故が頻発しています。
テレビの(自転車を糾弾するセンセーショナルな)報道では、我がモノ顔で歩行者を押しのけて走る自転車が画面にあふれています。

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歩道を自転が走ることを今以上に「一般化」させたちゃったらどうなっちゃうんですか?
子どもが、ベビーカーが、年寄りが安心して歩くことができない道路を更に生み出していいのですか?
自転車の利用を制限してどんな結果が欲しいんですか?

なにかがおかしい、「自転車対策検討懇談会」による「提言」です。

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コメント

おひさしゅうございます。
チャリ事故が増えてること自体が不思議ですねん。
チャリ人口が増えてるように思えませんもん。
自動車の運転手思考や道路事情によるものであって、チャリンコのドライバー都合を調整しようとするものヘンですねぇ。。。
またちょくちょくお邪魔ひまふ。。

投稿: taroken | 2006年12月12日 (火) 22:26

私は、警視庁のHPで提言を前に読んでました。
やっぱりそんなことなんですかねぇ。残念ですね。
内容的には、”自転車を主要な交通主体の一つと認め、自転車は歩行者、他の車両と分離すべきであり、自転車の通行空間の確保の推進する”という文言があったり、それなりに評価もできるかな?と思っていました。でも、今の道路事情で自転車の分離は事実上ほぼ不可能だし、この提言で実現されるのは、(車にとって)危険な自転車は歩道に上げるという所だけなのかもしれませんね。メディアも自転車通行空間の確保っていうところには全く触れていないしね。そういう状態では、この提言は自転車全歩道論の後押しにしかなっていないのかもしれないですね。
 私も通勤時に半分は歩道を走っていましたが、最近はほとんど車道です。車道の方が安全だと思います。(車にとっては迷惑かもしれませんが....) 歩道では怖い思いを何度もしてます....。田舎でもこんな感じですよ、都会は歩道なんて走れないんじゃ.......

投稿: Same | 2006年12月13日 (水) 19:31

難しいことはわかりませんが、自動車産業にはなにも言えないってことでしょうか。いつまでもよりパワーがあってスピードの出る車を売っています。車を運転することも大好きです、操る楽しさを知っています。ですが普段は自転車に対して必ず最優先を通します。後ろからどんなに疎ましがられても自転車優先を貫きます。それでも目的地にちゃんと着く事が出来ます。そこで無理な追越をしても時間的にたいして変わらないと思います。車のドライバーが皆そうであってほしいと思うし、また疋田さんも言われているように自転車の側も衿を正す必要がありますね。ところで「テンポ30」って凄いですね。あそこまで割り切れるか日本人が一番苦手かもしれません。それにしてもあそこまで極端な発想に至過程が不思議です。馬鹿殿様の悪法並ですよね。社会的に権力を持つ立場の人間があれでは末恐ろしいと思わざるおえません。

投稿: tokidoki | 2006年12月13日 (水) 23:31

Tarokenさん
おげんきそうで。
自転車の事故は増えてます。
ただ顕著に増えているのは「加害者」としての事故です。
被害者は歩行者。一番の交通弱者。
老人、子どもの死亡事故まで発生してます。
やっぱり、こっちの方が問題なはずです。

Sameさん
Sameさんのblogエントリー読んでました。
新聞の報道読んでました。
で、疋田氏のメルマガを読んで愕然。
きちんとソースに当たらないと、ダメなんだと。

導入と結論ずれてるよねぇ...。

tokidokiさん
クルマ、自転車、歩行者
それぞれに役割があって、利点欠点がある。
で、お互い尊重しあうことが大切。
そして、誰が一番弱く、誰が一番強いのか。

事故が減らないのはやはり「思いやり」が失われているからなんでしょうか。

投稿: ふぉあぁ | 2006年12月14日 (木) 05:06

ちなみにお隣中国の交通事情は・・


交通強者で強い順に・・

軍車両>警察>ダンプ>バス>乗用車>救急車>
>バイク>自転車>人です。

人は自転車に譲ります。
自転車はバイクに負けます。
バイクは車に勝てません。
右折左折直進横断歩道関係なく
上記の強い弱い関係で優先が決まる(笑)

終始そんな感じ~

横断歩道を青信号で人が渡っていても車が平気で突っ込んできます。
自転車も突っ込んできます。人は素直に車様自転車様に譲ります。

だから年間10万も死んでるんですがね。。

関係ない話でした。


投稿: と(弟) | 2006年12月14日 (木) 21:44


日本でも、昭和40年代は「交通戦争」といわれていたのだよ。
そして、少しずつだけど「安全」を手に入れてきたのだな。
だから、これからもさらによい環境を目指さないといけない訳です。
そう、子ども達のために。

投稿: ふぉあぁ | 2006年12月15日 (金) 08:38

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