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2006年10月 8日 (日)

2006 もてぎ7時間エンデューロ 

いやー つらかったぁ。たのしかったぁ。 

Bike_20061007m

もてぎ7時間エンデューロに参加してきました。



ワタシは、7時間ロードソロにエントリー
「た♂」(小4)は、4時間MTBソロにエントリーです。

前泊したツインリンク内のキャンプ場から6時過ぎに会場に移動。 ところが、第2パドック駐車場もそろそろいっぱい。もう少し遅かったらピットまでかなり歩くことになる第4パドック駐車場になっちゃうところでした。ギリギリの到着でしたね。
それにしても、みなさん早いですねぇ。

Bike_20061007r指定ピットもすでに満杯状態ですが裏の空きにスペースを確保します。 受付をしたり、ゼッケンを付けたり、自転車にICタグを取り付けたり、昨夜仕込んだおにぎりをパクついたり、とバタバタしているうちに、あっと言う間に試走時間がやってきました。


Bike_20061007a

はじめてのレーシングコースです。

ロードとサーキットって走るのに違いはあるの?
いったいどれくらいアップダウンはあるの?
いったい一周どれくらいかかるんでしょ?

ちょっとドキドキ。
「た♂」と一緒に走り出します。

Bike_20061007j

スタート直後の下り坂を過ぎると、いきなりこのコース一番の登り坂。
1kmで30m登ってますから3%の登り坂ですね。

今回は、12-23とクロスなスプロケットを入れてきました。
コースに合わせてスプロケ交換するなんてチョビットだけレーシーでしょ。
とはいえフロントは 48-36-26なんですがね。 (^^ゞ

試走の結果、坂ヘタレでもセンター・ローの組み合わせでどうにか登れそうです。
疲れたらインナー26Tって飛び道具もありますから、このスプロケットでスタートしても大丈夫ですね。
道具箱の中の27Tにはそのまま箱の中で寝ていてもらいましょう。 (笑

ロードコースを一周すると、オーバルコースに出て行きます。
Bike_20061007k
すげー広いですねぇ。
すげーバンクですねぇ。
おもしろがって、バンクの上まで登っては、ダウンアタックを無意味に試してみます。
レース中は絶対にのぼりませんね。 だってワタシ坂キライだモン。

-・-・-・-・-・-

8時30分 いよいよスタートです。

Bike_20061007b

7時間にエントリーの選手のスタート3分後に、4時間の選手がスタートします。

オートバイと招待選手が先頭にフタをしつつ1周回ほど引いていくローリング形式で始まります。
でも、ローリングスタートだって言っても結構なスピードなんですよねぇ。
当然集団は登りでもグイグイ登る登る。

スタートラインでは、つい分不相応に3~4列目に陣取ってしまったのですが、坂を登りきった頃には先頭はもう遙かかなた。
あっと言う間に一人旅って感じです。


プップップップップッ!!
オートバイの小刻みなクラクションが背後から迫ってきます。
1周目が終わるまえに、4時間の先頭集団がワタシの横を勢いよく走り抜けていきます。
もうこのあとは、ひたすら抜かれる抜かれる。
ロードはもちろん、MTBにも、ママチャリにも、さらには着ぐるみやメイドにも千切られていきます。 orz



さて、最初から「がんばらない」と宣言して、本人もそのつもりで走りだしたのですが、やはりアドレナリンが出ちゃってたんですねぇ。
ふと、こんなに踏んだこと今までナイってぐらい、一所懸命踏んでいる自分に気が付きます。
例の登りもフロントセンターで2枚も残して踏んでるし、下り坂ではなんとか集団を掴まえようと更に踏み込んで加速しているし。
で、こんなことが続けられるほどの鍛錬はつんでいないんですよ ワタシは。
4~5周目 1時間ほど経過した頃に、コレはヤバイとあわててペースダウン。
でもネ、気が付くのがちょっと遅かったみたいです。ちょっとペースを落としたぐらいじゃ回復しないんです。
ここから数周 どうしようもなくつらかった。
疲れたとか痛いとかじゃなく、ひたすら『つらい』って感覚です。
よほどピットに入って小休止を取ろうかと思ったのですが、『がんばらない』ってはじめた代わりに、『なるべく休まない』ってのも自分の中で決めていたので、なんとか脚を回し続けます。

2時間半経過。 ボトルが空になったのを汐にピットイン。
ボトルに水を補給し、大福を頬張りながらトイレにいき最小限の5分ほどのストップでピットアウトします。

Bike_20061007d

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「た♂」(小4)は、4時間にソロエントリー。

目標は4時間最後まで走りきること。 でも無理はしないこと。
2周ほど走ったら必ず一度ピットインすること。
途中なにかトラブルが遭っても、20分ほどすればグルグル回っているワタシが必ず追いつくから、安心して待っていること。

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スタートしたあとは、お互い自分のペースで走ります。
4時間で何度かワタシが「た♂」を追い抜くことがあると思っていたのですが、道中コース上で一度もワタシとは会いませんでした。
あとで聞いたら結構快調に走っていたようです。 もしかしたら、ほとんど同じペースだったのか???

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そしてゴール

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4時間走りきって、大満足。 
クラス26位 9周回 平均時速 16.1km/h はなかなか立派だぞ!

-・-・-・-・-・-

遅いながらも自分なりのペースを掴んで黙々と周回をこなします。
しかし、疲れは否めず、だんだんだんだんとペースが落ちていきます。

Bike_20061007f

朝から吹いていた風が、午後になりさらに勢いを増してきました。
午前中はユルイ下りだったハズのピット裏の直線が、このころにはキツイ上り坂のようです。
集団に着いていく脚のないワタシは「向かい風ヒルクライム単独走」です。


道中つらいことばかりじゃありません。
ヘイコラへこたれそうなワタシを見かけた招待選手の方々が「ガンバ!」って声援を投げかけながら駆け抜けていきます。

そして、昨夜キャンプ場でもご一緒した FINAL LOWのみなさんが、コース上で追い抜きざまに、さらにはピット前でと、ワタシを見かけるたびに、次々と熱い声援を送ってくれます。
感謝、感謝、感謝です。 



4時間45分経過 2回目のピットインです。

ここで、おにぎり、菓子パン、コーラとガツガツと飲み喰いします。
ホントはまとめて食べるなんてことはやっちゃいけないのでしょうが、軽いハンガーノック状態。
走りながら あめ玉、ミニ羊羹をちょこちょこと口には運んでいたんですが、補給が十分ではなかったようです。
連続して走るって色々と難しいですねぇ。 はじめて経験して、はじめて判ったことがいっぱいです。
結局このピットインは15分とたっぷり止まってしまいました。

コースへと戻ります。
このころには1周7.2kmをやっとこさ20分。 疲れた頭で一所懸命計算をしてみます。 
エェトゥ~ 残りは2時間ちょうど。 そうすると、あと6周できれば御の字ですね。
計算では19周でフィニッシュ。 あぁ、ひそか目標の20周回は無理だったかぁ...。



最後の2周。
どんなにがんばっても残り時間から2周しか回れないって判っているのに、無駄に踏ん張ってみます。
速い集団が後ろからくると、絶対付いて行けないって判っているのにホンの数十メートルだけもと後ろに付いてみたり、今までずーっと流してきていた下り坂でも踏んでみたり。

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Bike_20061007o
7時間6分52秒 20周回 クラス順位68位 平均時速 20.2km/h でフィニッシュです。

あれぇ??
20周できてます。
うれしい計算違いでした。 \(^O^)/

-・-・-・-・-・-

レースが終わって表彰式。
表彰される成績じゃないけれど、今夜もキャンプ場に泊まるので、アフターイベントにも参加してみましょう。

ソロ部門の優勝者は、7時間で37周も走っちゃっています。
4人が交互に走ったチームの優勝記録は38周。
スゴイですねぇ。
ワタシの倍近く走っちゃうんですねぇ。
平均時速38km/hってワタシの場合平地でフルにもがいたスピードですよ。

そして、このレースのもう一つの主役が登場
Bike_20061007p
○×戦隊 ゴレンジャー! 
パフォーマンス賞はこのチームです。
バカですねぇ。この人達。 この格好でMTBに跨って走っていたんですから。顔が覆われてますから息苦しいはずですよ。
しかも、この手の受け狙いチームのほとんどは4時間にエントリーしているんですが、このレンジャー隊は7時間走ってます。
でも、彼らのこの乗り、ワタシ大好きデス。
そういや何回も何回もこのレンジャーに坂で置いて行かれたんだよねぇワタシ orz

ハズレに終わった抽選会。
でも、子どもらは招待選手の福島選手にサイン入りの写真をもらって、hai チーズ!!
Bike_20061007q
でも、やつらは福島選手がどんな人なのかホントわかっているのかな??

-・-・-・-・-・-

明日は最終日。 疲れたし今日は早めに寝ましょうか。

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コメント

お疲れ様でした。
すごい、すごい(^^)//
おにぃちゃん、おとうちゃん完走おめでとうございました。
た♂くんは想い出に残る一日になったのではないですか(^^)。

投稿: MM,s | 2006年10月13日 (金) 10:07

「た♂」偉い!

投稿: と(弟) | 2006年10月13日 (金) 10:13

面白く読ませていただきました。やっぱ結構頑張ったみたいで、それでいいんですよね、それで余計楽しくなるんだから。しんかぬーさんとこと云い、ふぉあぁさんのとこと云い、皆ジュニア達はしっかり走っていてビツクリ。親馬鹿冥利につきますね、子供にとっても勿論ですが、きっとふぉあぁさんにとっても大切な子供との思い出になると思います、年取れば取れば取るほど、子供と過ごした時間が懐かしくなるから。

投稿: kazu | 2006年10月13日 (金) 13:26

猛烈に感動した。(笑)
おれも、がんばろっと。

投稿: あきら | 2006年10月13日 (金) 13:59

おつかれさまです。臨場感があって最高でした!
いやー、もぉ、なんていうか感動っす。
ふぉあぁさん、かなりがんばったっすね~。
こんなに楽しいイベントだったとは・・・。
しかも子供たちとのキャンプがセットになっているのが泣けます(笑)
僕も、もっと子供と真剣にあそぼぉって思いました。
ありがとうございました~

投稿: sudoban | 2006年10月13日 (金) 17:29

v(^o^)v
月末金曜日の報告会を楽しみにしています。<(_ _)>

投稿: TET | 2006年10月13日 (金) 21:22

いいなぁ〜楽しんでるな〜。
た♂君も素晴らしい!
あんまりレースとか、人と競うことが好きじゃない我が家の
メンバーだけど、勝てなくて当然、楽しんで走れそうだから
来年我が家も参戦するかなぁ〜
参戦は4Hファミリー??(と♂+か♀+H♂+S♀だな...)

投稿: さめ | 2006年10月14日 (土) 07:10

MM,sさん
たのしかったです~。
「た♂」も満足げでしょ (^^)v


「た♂」の走った9周って65kmほどだぜ。
日本橋から国道1号線を走ったら平塚大磯ぐらいまできちゃう距離です。

kazuさん
がんばらないがんばらないと押さえても、ついがんばちゃって自滅しそうでした。
荒川組のみなさんの声援や、子どもらの声援があったから挫けずになんとか走り切れました。
やはり充実感が楽しさの重要な要素ですね。

あきらさん
がんばらないがんばらない。
だけどやめない、止まらない。
その先に感動と充実感がありました。

sudobanさん
参考書(ヘタレ編)です。
さぁ来年はsudobanさんも一緒にGo!

TETさん
たのしみたのしみ
伊豆一周のバ○企画の話しも楽しみです。 つらそうだもんなぁ (笑

さめさん
そうそう来年は是非。
いろいろなクラスがあって、競い合う人、楽しむ人、騒ぐ人と、それぞれに楽しんでいました。
小学生チームでも作って7時間にチャレンジさせてみましょうか?

投稿: ふぉあぁ | 2006年10月14日 (土) 08:13

こちらでは初めましてです。荒川組のテツといいます。
もてぎ楽しかったですねぇ。そしてふぉあぁさんもお子様も完走おめでとうございます。
またどこぞでお会いしましたらよろしくお願いします。

投稿: テツ | 2006年10月14日 (土) 09:47

テツさん
ありがとうございました、あーんど、楽しかったですねぇ。
荒川組のみなさんには、キャンプ場でもコースでも大変お世話になりました。
これからもよろしくおねがいいたします。m(_ _)m

投稿: ふぉあぁ | 2006年10月14日 (土) 12:21

ふぉあぁさんもた♂くんもかっこいい!!
た♂くん、なんか余裕っぽくないですか?頼もしいですね。
小学生チーム、ありえない話ではないかもですね^o^)/
お疲れ様でした。

投稿: jun | 2006年10月15日 (日) 07:44

ふぉあぁさんの魅力満載ッスね。
これは全部ふぉあぁさんと、ふぉあぁさんの家族だ。
「楽しい」ってのがいい!

65kmッスか、それは凄い。
おじさんが褒めていた、と伝えてください。って誰?

投稿: masa | 2006年10月15日 (日) 21:20

junさん
ロードに跨るちょっとかっちょいい小学生がちらほらといました。
また、「た♂」と同じようになんちゃってMTBに乗っていたり、子どもサイクルに乗っていたり。
子どもチームやりましょネ。

masa兄
楽しいッスよ。
いろんな楽しみ方があるんですね。
来年は一緒にどう?

投稿: ふぉあぁ | 2006年10月15日 (日) 23:32

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