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2005年7月24日 (日)

航海 (テント de 北海道 -1日目)

7/24(日)
海老名→新潟→日本海
 (新潟 晴れ 28.3/22.4 ℃)

いよいよデッカイドウ旅行のスタートです。
新潟港からフェリーを利用して北海道に入ります。

フェリーの出航は10:30です。
自動車は出航1時間半前までに搭乗手続きをしなくてはいけません。
とすると、新潟港には9:00着ですね。
ルート検索をします。フムフム5時間20分かかるのか...。朝飯も途中で食いたいし、子供がトイレとか言い出すだろうし1時間はバッファを取ってぇ...っと、計算するとぉ

2時40分発じゃん! げぇ~

予約したときから朝が早くになることは判ってはいたのですが、ここまで早い時間とは...。
結局パパとママは2時起きです。

ママと交代で休憩もそこそこに関越道を順調に走り抜けます。
朝日を浴びながら、走行中の車の中でパンをかじります。

んっ!! そこまで必死に走ったら到着が早すぎないかい??

ハイ ご名答!!

6:50分、予定より2時間以上も早く新潟港到着です。
(おかげで、ETC深夜割引が効いてお得ではありましたので良しとします。)

7時搭乗手続き開始です。
(予約していても必ず車検証を持って搭乗手続が必要です。)

さて、フェリーの料金はざっと次の計算になります。
 車代+運賃×同乗者数+(運転者の客室差額料金)

車代には、運転者一人分の2等客室運賃も含まれています。
同乗者は、客室クラス別の運賃です。(運転者はクラス差額で客室アップ可)

車代 乗用車の場合、車の全長で料金が決まります。 ルーフにボックスや自転車を積んでいても料金は変わりません。 (フェリーのサイズは 大型トレーラトラックを基準に作られていますから、法規内で積み込んだ荷物が引っ掛かることはありません。)

2等客室 いわゆる雑魚寝スタイル 大部屋です。 今回の船では一室12名定員。 満員でなければ、広くスペースが使えてお得ですが、ピーク時ははっきり言って辛いです。 一人分のスペースは、幅が畳2/3枚ってところでしょうか。寝返りにちょっと気を遣います。 でも同室で友達が出来たりしますから、一人旅だと楽しいかも。 (最近は女性専用室があります。)
2等寝台 kodomo_20050724a 一部屋に2段ベットがたくさん並んでいます。 カーテン一枚ですが、自分のスペースが確保できるのがメリットです。 差額は1,500円ほどです。
S寝台 上の写真の2段ベットの上段が無いと思えば結構です。 自分のスペースで座って過ごせることがメリットです。 差額は2,500円ほどです。
ここからは個室
1等 2段ベットや畳の2~4人部屋です。 鍵が掛かる扉があることがメリット。 差額は7,000~10,000円ほど
特等 ホテルなみの個室バストイレ付き。部屋によってはバルコニーも付いてます。 差額は15,000円~20,000円ほど
スイート ワタシの知らない世界です。 船会社のホームページで確認してください。
なお、料金は便により異なるので船会社へ問い合わせをしてください。

個室はお値段も結構よろしいので、予算が「ちっちぇーどう」旅行では使えません。

大海原を眺めて入浴できる大浴場や、展望ロビーを利用すれば、2等寝台やS寝台(1段ベット扉なし)でもOKです。
そこで、我が家は2等寝台。
(大浴場は夜メチャ混みです。早めの入浴がお勧めです。)

ここで一つ注意!
普段2段ベットで寝たことのない子どもは上段に寝たがりますが、そんな場合でも下段のベットに寝かせましょう。
我が家の「み♀」も転げ落ちました。下段に寝かせていたので事なきを得ましたが...。
(船内放送でも繰り返し放送されます。 他の子どもが落ちる音も聞きましたから、子どもは結構落ちやすい構造のようです。)


船内では基本的にやることありません。 ヒマです。
大人にとっては、海を眺めながらの昼酒や日がな一日の昼寝は大贅~沢ですが、子どもには退屈な時間になります。
まずは宿題をさせましょう。
kodomo_20050724e
やることないからきっと勉強もします。
彼らは公文式に通っているので、この旅行期間中の分も毎日宿題をもらってきています。 がんばれ!!

船内にはコインゲームコーナーもありますが、そんな所で遊ばせた日にはいったい幾らお金が掛かるのやら。(^^ゞ
そんな貧乏旅行者の味方は、

「船内クイズ」

船内のあちこち隠してある問題を探して、答えを解答用紙に記入します。

kodomo_20050724c kodomo_20050724d

解答用紙は500円で販売しているんですが、500円の食券付ですから実質タダです。

これを「た♂」「み♀」「つ♂」の3枚購入。
3人で船内を右に左に歩き回っています。
船内は、ウロウロ歩き回る子どもがいっぱいです。


さて、船内もう一つのイベントは食事ですね。
船内の食事って言うと、高かろうまずかろうって印象があります。(事実20年前学生時代は高かった思い出があります。)
ところが、いまはそう高くもまずくもないんですねぇ。
街のファミレスとか居酒屋と値段も味もそう変わらないし、北海道に上陸前に北海道の味覚を楽しめるんですよ。

kodomo_20050724b
ラムのローストジンギスカン風  う~む うまいっ!!

おつまみが1品 400~600円ぐらい、お料理が600円~1000円ぐらい。
料理、ご飯、サラダor小鉢で 1500円から2000円ってところでしょうか。

kodomo_20050724f

明日の朝も早いので、早めに就寝です。

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コメント

おかえりなさ~い(^o^)/
というか、この記事はまだ出発したところですね。
2段ベッドにローストビーフ、オマケに昼酒?
全然アウトドアじゃないですね~
続編、楽しみにしてます(^o^)

投稿: めいち | 2005年8月 3日 (水) 21:18

いよいよ始まりましたねぇ、でっかいどう記が。
船の上でヒマな時間、トローリングする機会はなかったのかなぁ~、、すんげぇのHITしそうだけどなぁ~。

投稿: Taroken | 2005年8月 4日 (木) 13:33

めいちさま
題名をビミョーに替えてみました。
北海道アウトドア満喫 → テントde北海道
実は全然アウトドアじゃないのは、この日だけじゃないのですよ...トホホ。

Tarokenさま
竿なんか出してたら絶対怒られます。(`へ´)
っていうか 22ノットで航行する甲板水面15メートル以上ある大型船からトローリングは出来ませんッてバァ!
まぁ甲板上で竿出せないかなぁって考えはしましたけどね (^^ゞ

投稿: ふぉあぁ | 2005年8月 4日 (木) 18:50

お帰りなさい!
今日が7月24日だとすると、借金は11日。
でも、旅を追想している感じで、いいですよね。
まだプロローグ。
期待してまーす。

投稿: masa | 2005年8月 4日 (木) 21:25

masaさま
いやー 期待せずに待っていてください。
なにしろ基本的に遅筆なもんですから、二日目にして結構きつくなってきました。
少し記事をストックしてからアップを始めりゃ良かったとすでに反省しております。

投稿: ふぉあぁ | 2005年8月 5日 (金) 00:57

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