本所防災館
今日は 「た♂」(小3)と一緒に 本所防災館へお出かけです。
ここ 防災館は、消防と自然災害の体験学習ができる施設です。 テレビや雑誌で 一度ぐらいみたことがあるのでは?
すべての見学&体験は無料です。
まず 受付へ行って 体験コースの申し込みと見学カードを受け取ります。
体験コースは 1日中 2時間単位で繰り返し行われています。 団体が入っていると希望の時間で体験できないこともあるので、一応電話をしておくことがおすすめです。(大抵は、当日受付でも大丈夫だとは言ってました。)
フルコース(5回): 地震、初期消火、ビル火災(煙)、応急手当
ミニコース(1回) : 体験2つを選択
オプション : 暴風雨
どのコースを選ぶか受付で申告すると、集合時間を教えてくれます。
今日は、ミニコースで地震と暴風雨を選択
震度7 風速30m
まずは地震体験
小学校3年生以下は 震度4 小学校6年生までは 震度5 これでも結構揺れます。
大人は最大震度の 震度7。
しかも この震度7は、ただすごく揺れるだけではありません。 ここの起震施設は過去に日本で起こった地震をシミュレーションしているんです。
この日の大人は 3組 阪神淡路(震度7)、宮城県沖(7)、関東大震災(6強)を体験
阪神淡路 | ガタガタと来たと思ったら大揺れ | 宮城県沖 | ゆらゆらとしばらく揺れて大したことないなぁと思ったら、激しく縦横に。 | 関東大震災 | ゴーと一回大揺れが収まった直後に余震が本震と同じ程度の揺れで しかも本震よりも長い時間襲ってきます。 |
ワタシは宮城県沖を体験。 テーブルの下に隠れたのですが、そのテーブルの脚が床から浮いてしまうのです。
マジ、スゲーです。
それにもまして、横で見ていてもすごかったのが関東大震災。 これものすごい長い時間激震が続きます。しかも2回も。
さて、ここで新しい知識を一つ得ました。
我々中年以上の人は地震の標語って言えばこれですよね。
『地震だ火を消せ』
この標語は ちょっと今は違うそうです。
最新の標語は 『地震だ、まず身を守れ』
最大震度の状態は 長くても40秒間だそうです。この激震状態の時にはともかく机などの下に隠れます。
揺れが大方収まったら、火を消します。 もし火事になっていたら、ここで自分で初期消火。(消防車を呼んでも絶対に来ませんよ!)
同時に 出口を確保しておきます。 ドアを解放していすなどを挟み込んでおけばOK。マンションなどでは避難ができなくなることも。
「火事は必ず起きるわけではなく、自分が無事なら 初期消火をすることもできる。」
「ケガをしてしまっては、子どもを守ることはできなくなる。」
「最初の3日間は、援助はないモノと思え。 家族を守るのは お父さんお母さんあなたです。」
阪神淡路の教訓だそうです。
次は暴風雨体験
雨合羽に長靴に着替えて 体験室の中へ。
子どもは風速20m/s
大人は 風速30m/s
ワタシは 子どもの付き添いで20m/sを体験 (子どもには一人付き添いが必要です。 なお 未就学児は、体験できません。)
20m/sでも 吹き付ける雨で 顔を上げることはできません。 小さな子どもは 手すりにつかまらないと ふらついてしまうほどです。
30m/s になると 大人も体を斜めにしないと立っていられません。
風速20m/sなんていう台風の日には、外に出歩くもんじゃありませんね。
さてこの日は子どもの日特別イベントも開催中。
朝一開館時に 受付で行列していたのがこれ
『はしご車体験搭乗』
地上40mです。 ビルで言えば 12階 13階の高さに相当します。
当日はそよ風程度だったのですが、やっぱり揺れます。はっきり言って、怖くて下を見られません。
もう一つの目玉がこれ
『消防士に変身』
子ども用の防火服を着て消防隊員や、救急隊員に変身できます。
子供用とはいえ、素材やパーツは本物です。
大人は本物の装備を身につけて...。
ここで笑い話を。
ふぉあぁの体型は はっきり言って「デ○」です。
消防隊員は 日々鍛錬をしている方々です。
そうです、ワタシは 本物を着ることはできません。\(--;) チャンチャンッ!
本所防災館 http://www.tfd.metro.tokyo.jp/ts/hj/honjo.htm | |
所要時間 | 2~3時間 体験コースは 約2時間 |
食事施設 | なし 館内に飲食コーナーと自販機あり |
交通手段 | 若干の駐車場あります。 一旦窓口で駐車券をもらって駐車場へ JR錦糸町駅から15分ぐらい 押上駅からも15分ぐらい |
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