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2004年3月12日 (金)

落語的ガチンコ人生講座

落語的ガチンコ人生講座
立川 談四楼 著
新潮OH!文庫 2001.7

落語立川流はユニークかつ活動的な落語家が多いです。
30歳にならんとして入門した志の輔は、今やテレビで見ない日はないし、志加吾なんてマンガを連載していたし、キュウイなんざ前座のクセしてなぜか知名度抜群だったりします。
この本の著者、談四楼は「落語のできる小説家」がキャッチの、立川流真打ちです。

本書は、談四楼の専修大学での一年間の講義を書き下ろしたものです。
「落語」を愛する筆者は、今時の大学生に「落語」を知ってもらい、「落語」通じて人生と人間を知ってもらいたいと、奮闘します。だけど、相手は「落語」なんざライブではもちろん、テレビですら見たことがない学生です。さてさて、私語も携帯電話も止まらない、講義は前途多難です。

談四楼の講義は、「落語」の話よりも、談四楼と関わりのあった『落語家』の話が中心に進みます。
ここに出てくる『落語家の人生』の壮絶なこと、題名通り『人生講座』なのです。

さて、このところ子どもたちの間では、「落語」がちょっとしたブームです。
NHK教育で「寿限無」を覚えた子どもたちは、絵本「目黒のさんま」で落語の楽しさに気づいたようです。
わが家でも、「じゅげむじゅげむ...」と3歳の「つ♂」まで諳んじています。

そんなこんなで、この本を読んだら、子どもに「落語」をライブで見せてあげたいなって気になってきました。
だけど小さな子どもが、気軽にいける寄席って意外とないんですね。
ざっと探しても学校とか地域サークルとかが企画したものしか見あたらないのです。これだとスポットなので、情報が入手しづらく、なかなか気軽には行けません。
ここはひとつ、月に一回土曜の昼あたりに、「子ども寄席」を定席化できませんかね。最近のブームからすると結構受けると思うのですがね。
小さなうちから「落語」好きに仕込んでおくと、将来のお客の確保に困りませんぜ、伝統の火は守れますよ、どうです「国立演芸場」とかでいっちょやってみませんか?

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