お江戸の意外な生活事情
お江戸の意外な生活事情 衣食住から商売・教育・遊びまで 中江克己 著 PHP文庫 2001年2月 |
平積みになっていった、豆知識本をもう一冊購入。
江戸時代といっても、三百年からの長さがあるので、前半と後半では生活がぜんぜん違うのは想像に難くありません。著者もはじめに断っている通りそこには目をつむってます。
この本では、お金の計算を 一両=約10万円 とざっくり見なしています。 そのおかげでかえって生活のイメージが生き生きとしてきます。
屋台の蕎麦が一杯16文=400円、裏長屋の家賃が一月1000文=25,000円、大工の年収が26両=260万円(月収22万円弱)等々。
私が欲しい知識は、別に学術的な知識じゃなくて、池波正太郎や平岩弓枝の時代小説を楽しく読むための手助けになる豆知識なのですから。
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