サドルの上で考えた
サドルの上で考えた 自転車的なる精神の欠片 疋田 智 著 東京書籍 (2003/09) |
筆者の疋田氏は「ツーキニスト」なる言葉を世に広めた「アスリートじゃない」サイクリストです。
半径15Kmぐらいの通勤なら車や電車じゃなくて「自転車通勤」でいけるぞ楽しいぞと、世の人々に説いている「ツーキニスト」の宣教師です。
私が最近自転車なるのものに興味をもち、ネット上で筆者の存在を知ったのがきっかけです。
感化されやすい私なんぞは、「明日から自転車で通勤しようかな」と一瞬思うんですが、現実は片道30km以上あるので、チャレンジするのはちょっと....。
筆者自身も言っていますが、この「サドルの上」は、自転車宣教活動とはちょっと趣を変えて、自転車を軸にその周辺と日常で「つれづれこんなことを考えた」ってエッセー集です。
筆者のページや、自転車宣教書、メールマガジンを読んだことがあると、より楽しめると思います。
ほかの著書とちがい、一見さん向きには書かれていないとは思います。
なにせ掴みが「うんこ」ですから、「自転車的なる精神の欠片」の健康的なエッセーだと思って手にした人は、びっくりして本閉じちゃうってば。
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